「社内で栄転する人への寄せ書きメッセージってどんなことを書けばいいんだろう。。。?」
本記事では、こんなお悩みを持った方へ向けて書いています。
こんにちは!私はMemoreeel(メモリール)という寄せ書きサービスの開発運営をしているヒロと申します。
栄転する人へ贈る言葉って悩みますよね。
私も社会人2年目に入るあたりで、同じ部署から歳の近かった先輩が栄転する瞬間がありました。
その方がずっと希望されていた仕事内容だったのですが、ものすごい数の希望者がいたんです。
その中から晴れて選ばれたという時だったので、驚いたことを覚えています。
一番若手だった私は、社内から寄せ書きメッセージを集めて、お祝いの席でみんなから渡すということをやってましたね。
その時に栄転という貴重なタイミングゆえに、「何を書こうか。。。何を書いたら一番喜ばれるんだろう」とメッセージ内容には結構悩みました。
また、栄転ではないですが、私がとある会社を退職する際に先輩からいただいたメッセージにすごく感動したことがありました。
その時に、「なんでこんなに感動したんだろう??」とその要素を考えたんです。
今回はそんな私の実体験も踏まえ、栄転する人の心を動かすような寄せ書きメッセージを作るために、書くべきポイントと文例をご紹介できればと思います。
少しでもご参考になれば幸いです!
【後輩から先輩への栄転メッセージ】寄せ書きに書くべき2つのポイント
まず上司先輩に対してのパターンからご紹介します。
今回は社内で関わってお世話になったことのある上司先輩を対象にしますね。
書くべき2つのポイントはこちらです。
1. 自分が影響を受けたエピソード
自分がその上司先輩と関わった中で、特に自分が影響を受けたエピソードを1つ取り上げて書きましょう!
より良いのは、そのおかげで仕事で成果が出せた、自分の行動に変化があったという話です。
なぜなら上司先輩が嬉しいのは、自分が関わったことで、後輩に良い影響があり、成長してくれたという話なんです。
先輩としての役割を果たせたという風に受け取ってくれると思います。
更にこの影響を受けたエピソードを具体的に書くことで、本当に影響があったという信頼性が高まります。
例えばその時に上司先輩が言っていたセリフをそのまま書いてみるなどは良いですね。
エピソードの流れとしては、
という感じですね!
2. お世話になったことへの感謝
メッセージの後半には自分がお世話になったこと、助けてもらったことに対する感謝を含めましょう!
1のエピソードで自分がその上司先輩から良い影響を受けたという話から感謝につなげると非常に自然な流れになり、書きやすいと思いますよ。
【補足】気に障る内容に注意
いくつか書かない方がよい内容がありますので、ご紹介します。
1. 栄転に対する評価
上司先輩の栄転するに至った経緯や背景について、長々と書くのはオススメしません。
おそらくこの点を詳しく書くと、上司先輩を上から評価している感じになってしまいやすいですね。
栄転というのはそれまでの成績だったり、社内での活躍など総合的に判断されて決まったりしますよね。
極端な例ですが、「先輩は人一倍工夫されて周りの人を巻き込む方だったので、このような結果になったのだと思います。」なんて書くとすごく鼻につきませんか?笑
「ご栄転おめでとうございます!」と一言冒頭に書き出しで使うのが無難ですね。
もう少し触れるとしても、栄転に対する尊敬の念を込めた感想という形にするとよいと思います。
2. 先輩を評価する言葉
1と関連しますが、「先輩はいつも〇〇ですよね」というような先輩を評価する言葉は避けましょう。
もしこれを書くなら、そこから尊敬している点につなげることで、上から目線のニュアンスを消すことができると思います。
3. 先輩の失敗話
自分は冗談気味に書いていたとしても、先輩は思い出したくない話かもしれません。避けておいた方が良いでしょう。
4. 今後の先輩の苦労への気遣い
新天地で新たに起こりそうな苦難について後輩が心を配る必要は全くありません。
先輩上司がどうするかという話なので、そこに対して言及すると「関係ないでしょ!」と思われる原因になりえますね。
5. 硬すぎる言葉遣い
あまり関わりのなかった上司先輩であれば、硬い文章になることは自然だと思います。
そうでなければ、少し砕けだ感じで書くことをオススメします。
硬すぎると距離を感じさせてしまうので、普段の会話の雰囲気を軸に少々柔らかくすることで、感情移入しやすい文章になりますね。
上司へのメッセージで書いてはいけない具体的なフレーズについては、下記記事でご紹介していますので、こちらもご参考になれば幸いです。
【後輩から先輩への栄転メッセージ】寄せ書きに書くべき2つのポイント 〜文例〜
1. 「自分が影響を受けたエピソード」の文例
2. 「お世話になったことへの感謝」の文例
【先輩から後輩への栄転メッセージ】寄せ書きに書くべき3つのポイント
1. 栄転への称賛
栄転の寄せ書きなので、ここはまず入れたい内容ですね。
ただ、ありがちなのが「栄転おめでとう!」だけで終わってしまうパターンです。
何が要因でそうなったのかを含めてみてはいかがでしょうか?
部下後輩が一生懸命努力して成果を出した具体的なシーンや日々の取り組みといった栄転の要因になりそうな言葉を入れることで、栄転という結果がより華々しくみえるかと思われます。
2. 人柄や人間性
人柄、人間性について書くことで、他の部下後輩には言えないその人への独自のメッセージになるのでオススメです。
私も先輩からもらったメッセージでここが感動した一つのポイントでした。
なぜなら、部下後輩は、自分は認めてもらえているのだろうかという不安を持っているものだからです。
単に栄転についてそれまでの苦労と称賛を述べたとしても、それは他の部下後輩にも言える内容だったりしますよね。
その人の人柄で褒めたいところを入れると、部下後輩は「自分でよかったんだな」という存在意義につながり、喜んでくれると思います。
3. 成長したこと、変わったこと
もし栄転する後輩部下が新人から見てきた人だった場合、成長したこと、変わったことを含めるとメッセージにストーリーが生まれ、心動かされます。
新人だと最初いろいろと壁にぶち当たるじゃないですか。
最初はできなかったけど、栄転が決まった今と比べて、成長したところがあるかと思います。
ぜひこの変化についても含めてみると良いのではないかと思います。
【先輩から後輩への栄転メッセージ】寄せ書きに書くべき3つのポイント 〜文例〜
1. 「栄転への称賛」の文例
2. 「人柄や人間性」の文例
3. 「成長したこと、変わったこと」の文例
まとめ
いかがでしたでしょうか?
上司先輩に対しては「自分が影響を受けたエピソード」、「お世話になったことへの感謝」、
部下後輩に対しては「栄転への称賛」、「人柄や人間性」、「成長したこと、変わったこと」
というポイントを含めてメッセージを作成されると良いのではないかと思います。
本記事でご紹介した文例以外も知りたいという方は、下記記事で送別全般で使えるメッセージの文例をご紹介していますので、お役に立てるかと思います。
また寄せ書きに関して、オンラインでできる寄せ書き Memoreeel(メモリール)では、栄転する人の心に刺さる要素を取り入れています。
私自身栄転する先輩に寄せ書きを作った時は、色紙で書くスペースが限られ、今回ご紹介したポイントを十分書き切れなかったんですよね。
そんな悩みを解消したいという思いも込めて、この寄せ書きを開発しています。
もし「栄転する人へ感動してもらえる寄せ書きが作りたい!」と思っていらっしゃる方は、一度ページを覗いてみてくださいね。
Webにて無料で寄せ書きを作成できます。
ぜひ栄転という華々しいお祝いの機会に最高のメッセージを届けられたらいいですね。