「退職する上司への寄せ書きに何を書こうかな〜悩む。。。」
本記事では、こんなお悩みを持った方へ向けて書いています。
こんにちは。私はMemoreeel(メモリール)という寄せ書きサービスの開発運営をしているヒロと申します。
私自身も会社の先輩の送別祝いでメッセージを書いたことがあり、どんな内容を書くべきか相当悩みました(笑)。
せっかく書くのであれば、その上司先輩から「これは嬉しいな」と思ってもらえるメッセージを書きたいところですよね。
また最近はコロナの影響でテレワーク、リモートワークでの退職祝いという形も増えてきています。
以前は対面で送別会を開いて、花束と寄せ書きを渡すということが一般的でした。
オンラインでの送別はオフラインに劣ると思われがちですが、それを覆してくれるのが一人一人からの寄せ書きメッセージの内容です。
対面での退職祝いが厳しい以上、いかに充実した寄せ書きメッセージをオンラインで贈るかというのがより求められています。
オンラインでも喜んでもらえるような上司・先輩への寄せ書きメッセージの書き方についてご紹介していきます!
上司への寄せ書きで書くべき3つのポイント
まず大前提として上司・先輩なら「感謝」を中心に書くことを強くオススメします。
これが最も失礼になることもなく、相手の気持ちに響くからです。
その上で、3つ盛り込むべきポイントをご紹介します。
1. 具体的エピソード
これはメッセージにオリジナリティを持たせるために大事な要素です。
実際にその上司・先輩と経験したエピソードが入るとあなたならではのメッセージになり、ありきたりな文章になることを回避できます。
この具体的エピソードについては下記記事で詳しくご紹介しています。
上司・先輩とのエピソードで特にオススメなのは、あなたが一番困ったときや失敗したときに助けてくれて、そのおかげで自分が成果を出せたエピソードですね!
これは間違いないです。
仕事で「これは自分一人では解決できなかった」という出来事は、あなたにとって印象深いものなはずですので、寄せ書きメッセージにピックアップして取り入れるのは自然です。
その困ったときにアドバイスをもらって、改善して何か結果が出せたという話は心を動かすストーリーになります。
上司・先輩にとって一番嬉しいのは、自分が関わって助けたことで、後輩が自立して成果を出せたということなんです。
最初は全然上手くできていなかった後輩が、自分が関わってたことで、成長したという「変化」に感動してくれます。
それを率直にメッセージに入れましょう!
2. 人柄から尊敬していること
他の上司・先輩に対しても書けそうなテンプレ感をかき消すために、人柄について触れましょう。
上司・先輩も一人の人間なわけで、個性を持っています。
その個性もしくは人柄について触れることで、「あなたが上司でよかったですよ」という気持ちが暗に伝わります。
言い換えると、「上司」という役目に対して寄せ書きメッセージを書くのでなく、その人個人に対してのメッセージを伝えるということです。
ただ、後輩が人柄についてあーだこーだ言うのは、その上司・先輩を評価している感じで、気が引ける側面はありますよね。
そこで、その人柄からあなたが尊敬していること、学ばせてもらったことにつなげましょう!
そうすることで上から目線で評価している感を消すことができますよ!
3. 感謝
上司なら自分が困ったときに助言してくれたこと、メンタルや体調を気にしてくれたこと、時には厳しくしてくれたこと、など毎日のようにお世話になった方も多いと思います。
もはや仕事でお世話になったことに対する感謝の気持ちは「ありがとございました」の一言では表せなかったりしますよね。
ですので、最後のお祝いでは十分に感謝の気持ちを伝えましょう。
1番の具体的エピソードにつなげて感謝の気持ちを伝えると自然な流れになります。
上司への寄せ書きで書いてはいけない言葉6選
ではオススメの文例の前に上司・先輩に書くのはやめておいたほうが良いという言葉を紹介します。
ちゃんと良いことを書いていてもこのような一言があるだけで感動をぶち壊してしまう恐れがあるので、注意していところですね。
1.「ご苦労様でした」、「お疲れ様でした」
「ご苦労様」はもちろん上から目線になってしまうので、目上の人には使えないですね。。。
また、目上の人に「お疲れ様でした」は、一定数失礼だと思う人もいるようです。
距離感によりますが、口頭ではありでも、テキストで書くのはあまりオススメできません。
労いの言葉は「お世話になりました」でいきましょう。
2.「これから大変なこともあるかと思いますが、、」
転職や退職という変わり時は何かと大変になることは想定されますが、後輩がここを気遣う必要はないですね。。
しかも「大変」という言葉で、「これからの先輩の行動はネガティブ」というニュアンスになり、避けておきたいフレーズです。
こういう部分には触れず明るくポジティブなフレーズで送り出したいですよね!
3.「あの時の先輩の失敗から学ばせていただきました」
自分の失敗談ならまだしも、先輩の過去の失敗談を書くことは必ず避けたいですね!
先輩にとっては思い出したくないことかもしれません。
また、仲が良く「先輩の失敗から学ばせていただきました(笑)」という感じで口頭の冗談っぽくしたとしても、テキストでは冗談が伝わりづらいので注意が必要ですね。
4.「あの時の〇〇は忘れません(笑)」
こちらは例えば自分と先輩だけの内輪ネタで使うケースです。
こういう話は実は先輩にとっては二人だけの秘密にしてほしかったなんて地雷もあります。
寄せ書きは、メッセージを書く多くの人の目に触れるものなので、ある意味「SNSにプライベートを晒された」と似ている部分があります!
オンラインできる寄せ書きのWebサービスには他人の投稿を見れないようにする機能もあったりするので、活用していきましょう。
投稿して相手にとって本当に問題ない内容か気をつけたいですよね。
5.「新天地でも頑張ってください」
目上の人に対して「頑張ってください」は上から目線と捉えられやすいフレーズです!
また、現状すでに本人が頑張っていると思っていたら、
「頑張れ」というのはある意味プレッシャーをかけている言葉なので、禁物ですね。。
「お祈り申し上げます」など、あくまでアイメッセージで伝えましょう!
アイメッセージというのは、「私(アイ)」が主語になっている文章です。
あくまで自分の気持ちや感情を伝えているだけなので、トゲがありませんよ。
6.「いろいろとご指導下さり、ありがとうございました。」
※感謝について上記のみの場合
これは具体性のない総称するような言葉を使っているのが気になりますね。
例えば下記のような言葉もそうです。
「たくさん、数々の、数えきれないくらい、様々、いろいろと」というような全ての出来事を総称する表現ですね。
事実としてたくさんご指導してもらったとしても、この一言だけで終わらせるのは避けておきましょう。
やるなら、冒頭で述べた具体的エピソードを一つ盛り込んだ上で、その後にそのほかお世話になったことも含める形で使うようにしましょう。
上司への寄せ書きの具体的文例
冒頭でご紹介した3つのポイントを盛り込んだ文例をご紹介したいと思います。
新人がお世話になった上司「高橋さん」への転職時の寄せ書きメッセージを想定してみましょう。
いかがでしょうか?3つのポイントを含めると、ありきたりでない、オリジナルなメッセージになりますよね。
少しでもご参考になれば嬉しいです。
シチュエーション別に使える言葉
下記はシチュエーションに応じて使える一言です。
1. 転職による退職
2. 定年退職
3. 結婚による退職
距離感別
関わりの濃い上司や先輩は先に述べた形で書けそうですが、困るのは関わって間もない上司や、同じ部署でも直接仕事では関わらなかった先輩へのメッセージですよね。
その場合のポイントと文例をご紹介します。
1. 関わって間もない上司
数週間、2, 3ヶ月程度しか関わっていない場合は、もっと学ばせていただきたかったという名残惜しさを書きましょう。
また、関わった中で一つでもいいので特にお世話になったことや学ばせてもらったことを入れましょう。
2. あまり関わりのなかった上司・先輩
ここでは無理やりエピソードを引っ張ってくる必要はありません。無理して関わった感を出すのは逆効果ですね。
あまり関わっていなかったことを素直に伝え、関われず残念ということを伝えましょう。
最後に
オンラインの送別で直接お祝いするということができない分、サプライズで心のこもった寄せ書きメッセージを贈りましょう!
運営しているオンライン特化型の寄せ書きサービス Memoreeel(メモリール)では、下記のように退職する上司が嬉しい寄せ書きをオンライン上で作れます。
ぜひページを覗いてみてくださいね。
Webにて無料で寄せ書きを作成できます。
お世話になった上司・先輩にせっかく気持ちを届けられる絶好のチャンスなので、何度も読み返されるような寄せ書きメッセージを作れたらいいですね!
悔いのない寄せ書きが作れることを願っています!