「寄せ書きを作りたいけど、全員が集まれない。どうしたらよいか。。。」
本記事ではこんなお悩みの方に向けて書いています。
こんにちは!私は寄せ書きサービスの開発運営をしているヒロと申します。
私は学生時代、社会人に渡って寄せ書きを集めたことやメッセージを書くことに協力した経験が10回近くあります。
何度も痛感しましたが、寄せ書きを作る時に全員が一度に集まれる機会って本当にないんですよね。
ましてやサプライズとなると、お祝いする本人にバレずに集めるのも一苦労です。
全員が集まる時って、大体お祝いする本人も一緒にいることが多いですもんね。
また、そもそもSNS上だけで繋がっているような関係で対面で集まる機会は全くないという場合もありますよね。
今回は私の実体験を元に、寄せ書き作りで集まれない時の3つの解決策をご紹介し、それぞれのメリット・デメリットを比較したいと思います。
では早速いきましょう!
寄せ書き作りで一度に集まれないが、別日に同じ場所に来れる場合
例えば下記のようなケースを想定します。
この場合なら実現できる解決策を一つご紹介します。
解決策1. メッセージカードを回収して色紙に貼り付ける
色紙に直接書くことのデメリットは、書く媒体が一つしかないので、みんなが集まったタイミングで一気に回さないといけない点ですね。
これを解消するのが小さめのメッセージカードです。
文具店等で下記のようなメッセージカードが売っているので、これを配ります。
「でも結局全員が集まるタイミングでカードを配ることになりそうだけど。。?」
と思われるかもしれません。
ポイントはカードを手渡しで全員に配り、書き終わったら手渡しで全員分回収するということをしないということです!
特定の取り出し場所、回収場所を決めて、そこをメッセージボックスにしましょう!
例えば、使えそうな室内の棚の引き出しや企画者のデスクの引き出し、もしくはファイルボックスなどです。
このメッセージボックスが決まったら、下記手順でメッセージカードを回収します。
この手順ならメッセージを書くという行為が皆同時並行に進められますし、皆自分の空いた時間に取って書くことができます。
また、色紙に一人一人直接書いて回すより本人にバレるリスクが格段に減りますね。
現に私自身この方法で大学時代はメッセージを集めていました。
この手段のメリット・デメリットは下記の通りです。
メリット
手作り感に喜んでもらえる
相手が「集まるのが大変なはずだったのに、わざわざ作ってくれたのか」と手作りの手間をかけてくれたことに喜んでくれますね。
集まるのが難しいからこそ、カードを集めて色紙にまとめたという行為の価値が上がるんですよね。
また一人一人の手書きの温かみを感じてもらうことができます。
ただし手作りで作り込み過ぎると、申し訳なさを感じさせてしまう場合もあるので気をつけたいところです。
デメリット
全員分回収までの管理が手間
一箇所の回収場所を設けていたとしても、なにかの拍子に誰かのメッセージカードがなくなってしまうリスクがあるんですよね。
実際に私もメッセージボックスを見てまだの人に「〇〇はこれから書くんだよね」とLINEしたら「え?もうボックスに入れたけど」と言われ、「そうなの?見当たらないな。。」みたいなことが起きました(^^;)
定期的にメッセージボックスを確認して、紛失を防止する感じですね。
また人数が多い場合は、書いていない人を特定するために、集まったカードとメンバーリストで差分をチェックするのがちょっと面倒でした。
寄せ書き作りで完全に集まれない場合(オンライン完結させる必要がある場合)
具体的には下記のようなケースです。
この場合の解決策を二つご紹介します。
解決策2. チャットで送られたメッセージを印刷して色紙に貼り付ける
LINEやSNSのダイレクトメッセージで個別にメッセージを送ってもらう方法です。
さらにこちらは下記2つのパターンがあります。
1. テキストで打ち込んでもらう
チャット画面からお祝いのメッセージをテキストで打って送ってもらうパターンですね。
色紙に貼り付ける高さを考慮して、何文字まで書いて良いか文字制限を伝えておきます。
送ってもらったら、企画者はその画面のスクリーンショットを撮って、その画像を印刷し、色紙に貼り付けます。
2. 手書きで書いたメッセージカードを写真に撮ってもらい、その写真を送ってもらう
「オンライン上で手書きは不可では....?」と思われるかもしれませんが、それを解消するのがこちらです!
事前に高さ横幅指定のメッセージカード(なければそのサイズの紙を用意してもらう)に各自手書きでメッセージを書きます。
それをしっかり真上からスマホで撮影してその写真を送ってもらいます。
私自身、自分の誕生日にこの方法でメッセージをもらったことがあるのですが驚きました。
こんなことする人は見たことがなかったからですね。
私も真似してこの方法で他の友達の誕生日に送ったら驚いてくれました笑
そしてこちらも受け取ったらその写真を印刷し、色紙に貼り付けます。
この手段のメリット・デメリットは下記の通りです。
メリット
回収までの管理が実物のメッセージカードより楽
オンライン上でメッセージの回収が行えるため、メッセージカードという実物が紛失する心配は無用ですね。
さらに誰が書いてくれたか管理するのも実物で確認するより楽です。
デメリット
企画者が色紙を仕上げる負担が大きい
メッセージをオンライン上で受け取るまでは良いのですが、そこから全て印刷して、色紙に収まるように配置を考えて貼り付ける作業が結構負担になります。
一旦配置を考えるために仮置きして、そのあと色紙にのり付けする感じです。
人数が20, 30人を超えるなら少なくとも2時間くらいはかかると思いますね。
ちなみに色紙に収まらなかった場合は、色紙を2枚用意したり、大きめの厚紙に切り替えるなどで調整します。
人数が多くて仕上げが大変そうなら、色紙への貼り付けは諦め、メッセージの写真データを一つのフォルダに入れてメールで送るという手もなくはないですよ。
解決策3. オンラインで完結する寄せ書きサービスを使う
メッセージの募集から回収、お祝いする人への送付を全てオンライン完結で行えるWebサービスを利用する方法です。
基本的に下記のような流れで完成まで進めていきます。
オンライン特化型の寄せ書き Memoreeel(メモリール)でも、全てオンライン完結で仲間にURLをシェアして、適宜投稿してもらい、手軽に贈ることが可能です。
Memoreeel(メモリール)を使った場合のメリット・デメリットは下記の通りです。
メリット
・メッセージが集めやすく、仕上げやすい
実物のメッセージカードは回収までが手間、チャットツールで個別にメッセージを送ってもらうパターンは仕上げるのが手間でした。
Memoreeel(メモリール)ではメッセージ投稿用のURLをチャットツールでシェアして適宜投稿してもらうので、紛失などの心配はありません。
寄せ書き編集画面で投稿人数が確認でき、管理は比較的楽です。
また仕上げに関しては、色紙に収める必要がなく、配置は後からドラッグアンドドロップで手軽に行うことできます。
よって、メッセージの収集と仕上げはやりやすいかなと思います。
ちなみにオンライン上で大人数から送別のメッセージを募ることを検討されている場合は下記記事がお役に立てると思います。オンライン上での投稿依頼のコツをご紹介しています。
また、SNS上で推しメンの誕生日寄せ書きを大人数から募る場合は、下記記事がオススメです。
・色紙よりも一人一人が文章をたくさん書くことができ、充実した内容のメッセージが作成できる
私は何度も経験したのですが、色紙に貼り付けるメッセージカードって3, 4行の90文字くらいしか書けないのが物足りなかったんですよね。。
せっかくの貴重なお祝いの機会なので、普段はあまり言えなかった感謝の気持ちをエピソードを含めて書きたいと思っていました。
Memoreeel(メモリール)では色紙でなくPDFを使用するため、一人500文字まで書くことができ、自分にしか書けないオリジナルなメッセージが作成できます。
500文字までかけると下記のようなポイントが伝えられ、心に残る寄せ書きが作れます。
・過去の場面やエピソードを含めることができる
・お祝いする人の人柄や印象を具体的に盛り込める
・感謝の気持ちを十分に伝えられる
・普段はなかなか言えなかったことを鮮明に伝えられる
実際に私自身とある会社を退職する際にそれまで毎日のようにお世話になっていた先輩からメッセージをいただき、すごく感動したことがあります。
正直その方からは助けてもらってばかりだったので、認めてもらえているとは思わず、「まさかこんな風に思ってくれていたんだ」と衝撃を受けました。
あまりにも感動したため、その先輩のメッセージ自体にも注目しました。
そうすると、文字数は420文字程度でまさに過去のエピソードや私の人柄や印象、感謝について書かれたものでした。
この感動を他の人にも体験してほしいと思い、この寄せ書きサービスでは500文字まで書けるようになっています。
デメリット
・手作り感が薄れる
先ほども述べたように、わざわざ時間や手間をかけて作ってくれたんだと感じさせる手作り感が薄れてしまいますね。
色紙だと手書きはもちろん、丁寧に切り貼りされたメッセージを見て、その温かみが伝わりますよね。
対処としてサービス内では手書きフォントを選べるため、テキストの硬い感じが軽減されるようになっています。
また絵文字が使用できるため、メッセージの温かみが少しでも補われるようにしています。
ただ手作り感という点では手書きのメッセージを切り貼りした色紙が優れていると思います。
・普段スマホやPCを使っていない人は抵抗がある
普段からスマホを触っている方であれば問題ないですが、ご高齢の方でWeb上のものを操作するのがそもそも抵抗ありという方もいらっしゃいますよね。
その場合、オンライン上で進める寄せ書きは真新しいものとして少し受け入れ難いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
重要な点で比較の表にすると下記のようになるかと思いますので、ご参考になれば幸いです。
それぞれメリット・デメリットがありますので、ご自身の状況に合わせて一番良い形で寄せ書きが作れると良いですね!
みんなで集まれないとしても寄せ書きを作ることは可能です!
ぜひお祝いする人に喜んでもらえる寄せ書きが作れることを願っています!